2008年12月30日火曜日

15分後に

駅前ソープというのがありますね。ちょっとした駅の裏通りにあり、部屋も狭めで手コキだけだったり、ヘルス的なサービスだけだったりする「簡易ソープ」とでもいうべきもの。以前は結構ありましたが、最近はその数を減らしているようです。以前行っていたある行きつけの駅前ソープは、部屋こそ狭く、時間も短めながらサービスは普通のソープと変わらず、よく楽しませてもらいました。職場から歩いて実に5、6分だったので、予約をしておけばスムーズに夢の時間へと没入でき、「今日は残業なし」となればそのままオキニのもとへ直行です。

2008年12月6日土曜日

最高のSEX 

今回は2004年11月のこと。吉原に戻ったオキニとは彼女が吉原に戻って間もなく会いに行きました。突然の訪問に彼女はビックリして腰を抜かす勢いでした。久しぶりの再会に押しつぶれそうなハグ&濃厚なキスの連発。着ている服を速攻脱ぎ捨ててお風呂へドポーン。彼女は久しぶりの再会にお風呂の中でいきなり生合体!こっちもそのままの勢いで彼女の中へ生発射!風呂からあがり少しイチャイチャした後、第2ラウンド開始!ベッドの上で丹念に彼女の体を堪能し、彼女も相変わらずのエビゾリ昇天!69の体勢でこっちのチ○コもフルスタンダップ完了し、彼女のヌレヌレのオマ○コへ再び生挿入!彼女へのはじめての中出しから数週間しか経っていないのに豪快に中出し2連発!彼女もセックスの余韻が残っていてなかなか起き上がれず、ようやっとベッドから立ち上がり床にしゃがむと彼女のマ○コからとろ~りと白い濁液が。「ワ~、いっぱい出た~!」彼女も少しビックリした様子だったけど、そのまま時間も少なくなったので彼女との初めてのマットプレイ!彼女の最高のサービスを堪能したらあっという間にバイバイの時間。再会を約束して別れのディープキス。このときのセックスが最高のセックスだったなあ。体的にも心的にも。

2008年11月17日月曜日

密かな…

厳密にいうと風俗にならないかもしれませんが、最近楽しんでいることがあります。キャバでの楽しみというと上手くアフターに誘い込んで…という方も多いと思います。私の場合、仲良くしているキャバ嬢とあるゲームで楽しんでいます。まず店に行くことから始まります。そこで彼女を指名して席にきてもらいます。その時に彼女は一見して分からない『変なところ』を作ってきます。例えば膝の上に置くハンカチの向きが逆とか、タバコケースの留め金を外してくるとか…時には指輪の角度がずれているとかホントにわからないときもあります。要はそれを見抜けば俺の勝ち。アフターに誘ったら必ずつきあいます。見抜けなかったら彼女の勝ち。誘ってその場でOKを出してもドタキャン・すっぽかしあり。勿論俺が勝ったときにすっぽかしてもOKその時に1時間は必ずその場で待つこと。約束を破ったら次回ペナルティーで何でも言うことを聞くこと。傍から見ればくだらない遊びでも、その店の中で2人だけが。(ゲームをしていることや罰ゲームをしていることを)知ってると思うと少しだけ楽しくなります。

2008年10月30日木曜日

韓流生本番

今年の夏から鶯谷コリアンギャルのホテトルにハマってしまい、今回でもう5回目なのですが、ここにきてようやく「これだ!」という子に巡り会えました。仕事帰りにネットカフェに入り、ネットの韓国デリヘル何とかガイドとやらで検索してると、通常80分1回戦2万がキャンペーンで1万5千になるという店を見つけ、好みのギャルを選んでお店に在籍確認の電話。すぐに来れるというので、すぐに山手線で鶯谷へ急行。いつもの4千円ぐらいのホテルに入り、部屋から再度電話して待つこと約10分。チャイムが鳴ってドアを開けると、柴崎コウによく似た170cm近い美人が笑顔で立っており、すかさず私は「アニョンハセオ~」とあいさつ。向こうも「コンバンワ~」などとカタコトの日本語。年齢は21,2ぐらいか...部屋でお金を払い、彼女が80分コースであることを店のママに電話。シャワーを浴びるため全裸になるわけですが、いつも韓国のギャルって胸と股間を手で隠して恥ずかしそうにしますよね。そこは日本のギャルとは違いますな。

2008年10月12日日曜日

ソープ最高です!

自分はもっぱら吉原ソープ好きです。昨日もお昼に出陣してきました。これでもまだ2回目なんですが..お店は新人割引ありで130分35000の大衆?店でした。浅草はサンバカーニバルで混み混みでしたが、自分もある意味お祭りを体験できたので投稿した次第です(笑)女の子は、ネットで調べて指名した、そのまんまの可愛い子でした。寝起きでご飯も食べてなかったみたいでちょっと、元気なかったけど...プレイ的には、即Bで即H、風呂、H、風呂、トークとマットなしの2回戦でした。上下両方の口でたっぷり出させていただきました。かなり感動でしたね。管理人さん同様、抱きしめあうプレイとキスが大好きなので、対面座位しかほとんどやってないですね。(笑)女の子も凄い感じてくれて喘ぎ声が超デカかったですね(涙)耳に焼き付いてます。数回イッたみたいですが...どこまで本気なのかは聞けなかったな。プレイもそうなんですが、トークが絶妙で楽しかったですね。気のきいた姫でした。締めが、別れ際にディープキスできたことでした。しばらく放心状態で帰路中、ずっとプレイ中のこと考えてました。こんな体験ありますか? またこの姫を指名して行きたいと思います。いや~あらゆる面でよかったです。まとまりのない文章で恐縮ですが、以上です。

2008年9月25日木曜日

事件です!

「テレクラ」です。もう何年ぶりかな?って感じで今日、代休を取って行って来ました。千葉駅そばのテレクラです。テレクラ突入時間は午前9時30分!3時間コースでいざ、出陣です。1人目は20歳のフリーターで最初から「援交、2万円!」とアッケラカンと言って「私、アユに似てるって言われてるから、長瀬(TOKIO)の様な人だったら1万円でいいよ」って・・・即、フロントに転送終了。直ぐに2人目と繋がる。次は、自称「30歳の団地妻」からで、夫とセックスレス暦5年と言っていました。話を聞くと3歳と2歳の子供がいるとの事、??計算が合わない!全部、ここのテレクラで知り合った人との間に出来た子供と平然と言っていた。よく、離婚しないものだ!フロントへ転送!3人目は「ランチを食べに行きたいが、カップルでしか入れない店なので、一緒に行って欲しいの」という内容。それってカップル喫茶の事?と聞くが違うという返事が。なんか面倒臭い話だったので、適当に相手をしていると、「私達、千○台ランチ友の会っていうのをやってるの」と。団地の欲求不満の主婦が3人で主宰しており、近くのマンションを借りていてその部屋で楽しんでいるそうです。話が長くなるので飛ばしますが、彼女が今日は部屋の管理者なのでどうしても相手を午前中に見つけなければならなかったそうです。指定のマンションのインターフォンを指定の回数鳴らすとオートロックの鍵が開きました。エレベーターで7階へ・・・「ヤバイかも・・・男がいて、金を請求されたら・・・」と頭の中が真っ白になりながら、ドアを開けました。玄関にはロングヘアーの170cmはあろうかの超、超美人が・・・驚きです!元芸能人です!なべキチさん!初めてです!こんな事!誰かは絶対に言えませんが、相手の判らないテレクラに電話してくるなんて・・・

2008年9月8日月曜日

姫はじめで大満足

姫はオキニであるいつもの娘で、歳は24歳くらいのはず。約1か月ぶりの再会でしたが、場末の結構ひまそうな店。姫はそこそこ近くに住んでいて、完全な休みの日以外は、ご指名がかかると出勤になるそうで、アルバイトだかOLさんだかとうまく併用しているようです。結構細身の姫で、ちょっとくらい太ったほうがいい、と良く話すほどですが、この日は脱ぐと前回会ったときより全体にチョイふくよかに。「最近運動不足なの」ということで、オッパイも適度に豊かになっていて、こちらのアソコも洗ってもらっているときから反応ばっちり。ピンコ勃ちのままベッドへ直行です。とにかくたまりにたまっていたためできることならばプレイ中はもちろん、出すときに特に大きな快感を得たいと思い、民間療法的なことを試してこの日は臨んだのです。いつもは全身なめからF、69と姫主導のサービスをたっぷり受けてから攻撃に入りますが、今回は性欲をより増すためにも最初から攻めモード。なにしろ2週間ほどたまりまくっていますので、男の本能が最初から前面に出てしまい、正常位でも騎乗位、座位、バックでも腰の動かし方はいつもの5割り増しくらい。姫もあっという間に濡れてきて、気持ちよさも5割増しくらいになります。いつもは割と静かに攻めていますが、洋物ビデオみたいに「ウオッ、アオッ」とか快感に任せて「オスの声」を出してみたところ、姫もだんだん興奮してきて、グイグイ抱きついてキスを求めてきます。これに舌を絡ませるDキスで応戦すると彼女のアソコもさらに湿り気を増しつつクイクイと反応、この動きがこちらのアソコの敏感な部分にこのうえない快感を与え、10回ほどこすったあと、いよいよフィニッシュの快感の波が。少しためを作ってから、息子をまっすぐな状態にして姫のアソコの奥へさらに押し込み、3回に分けて大噴射しました。最近、アソコの具合に良く効くと聞いたビール酵母を愛飲し、またニンニクも食べていたため、出た子種の量はいつもの倍くらい。勃起のレベルもいい感じで、量も多かったため出る時間も長く勢いもあり、出す快感が結構味わえました。姫も「いつもよりだいぶ激しかったけど、気持ちよかった」といってくれ、満足感でいっぱいの姫はじめとなりました。

2008年8月17日日曜日

オキニとの再会

夏休みもあり午前中に新宿にある人妻性感店へ突入。今年の正月にフリーにて指名したNさんを電話予約にて指名。正月からもう半年以上経過している為もち忘れられてると思いやしっかりと覚えてくれた。シャワーの後いよいよプレーの開始。ディプキスの後当方が先に攻撃。首筋から乳首へと攻撃の後オマ○コへのクンニ攻撃。オキニも感じている様子ありかなり息も荒げてる様子。今度は攻められる方であり、当方の乳首へリップ攻撃の後、玉舐めので当方のバカ息子はびんびん!素股かと思いきや信じられない一言!「ゴム持ってる?今日危険日だから」との言葉。当方財布に一応ゴムを持参していた為、ゴムを被せてもらい騎乗位での挿入!!オキニも久しくしてない様子で「気持ちいい」の連呼。その後暫く騎乗位の後挿れたままの状況で正常位に体位を変えてピストン運動の後、ゴムの中に発射。その後、時間までベットで腕枕をしての世間話の後、アラームの音と共に終了。久しぶりのエッチであり当方も大満足の時間でした。今日は私服であったので今度は会社の帰りにスーツ姿でまた行こうかと思います。

2008年8月1日金曜日

神様さんきゅッ!

実は、前回2回とも地雷を踏み噛み締める思いをしたので、しばらく風俗関係は断ち切っていました。ところが、先日、会社の先輩が僕の通っていたピンサロに行ったらしく、帰りの電車の中からメールをくれたんです。その内容は・・・なんとぉぉぉーッ!オキニのかなちゃんが復活してたとの事!僕の目はそのメールにクギ付けになりました。しかもその先輩は、かなちゃんを指名したらしく、店で遊んだ内容を刻々と綴って来やがりました。しかもオプションで○番までした挙げ句、延長までして来たそうです。彼女はやはり1度は店を辞めたそうなのですが、店からの強いカムバックコールに根負けして、復活したそうです。それを知って、僕が黙ってる訳がありません!いざ目指すは日暮里のイエロー看板へっ!行って来ました、行って来ましたよ!(^0^)久々に見るかなちゃんの顔に緊張していた僕に「あれッ?久しぶりだねっ!元気だった?」と優しく声をかけてくれた事にまたもや感動(TT)2回ともこんな事があったんだよという話から始まり、お店を辞めてから復活する迄の話を延々と堪能していました。そろそろ時間も押し迫り、待ってましたのフェラーリタイムッ!待ち望んでいたネットリ&マッタリローリングテクに、身も心も溶ける思いです。途中、どうしても○番がしたくなり、オプション料金を払ったら、「2回も迷惑かけちゃったから、15分だけ延長も無料で付けてあげるね。今、フロントに掛け合って来るから。」と信じられない言葉が・・・・。数秒でパタパタと戻ってきたかなちゃんはニッコリスマイルでOKサイン!もう1度プリプリのおクチでフェラをしてもらった後、素早くゴ○を装着。かぁぁぁーっ!挿入しちゃいましたぁ!久しぶりの感動と、かなちゃんが復活してくれた喜びが重なって、イクのが早かった事・・・・(TT)残った時間が数10分あったので、ウーロンのお代わりをもらい、一服してると、「汗かいちゃったね。後ろ向いてごらん」と言いながら僕のシャツをめくり、冷たいおしぼりを使って背中や首を拭いてくれました。可愛いだけじゃ、話術があるだけじゃ、No1にはなれないんだなと感じた瞬間でした。さりげない優しさは、素で出てしまうものですよね。彼女の出勤スケジュールを名刺の裏に書いてもらい、大大大満足でお店を出ました。来週もかなちゃんに会いに行くつもりです!そこで、僕が感じた事なのですが、これってひょっとして なべキチさんの御利益かっ!?なべキチさんが神様に見えましたよ(笑)また進展があったらご報告に上がります!

2008年6月16日月曜日

国交省道局長逮捕へ 開発談合主導の疑い 札幌地検(06/16 08:05)

国土交通省北海道開発局(札幌市)発注の公共工事をめぐる官製談合事件で、札幌地検特別刑事部は十五日までに、談合を主導したとして競売入札妨害の疑いで、国交省北海道局長(58)と開発局石狩川開発建設部(札幌市)の元幹部で、現在は建設会社役員の二人を近く逮捕する方針を固めたもようだ。
 札幌地検は既に関係者から任意で聴取を始めており、元幹部らは談合の事実関係を認めているもようだ。札幌地検は、逮捕とともに国交省など関係先の強制捜査にも着手するとみられる。
 開発局発注の工事をめぐっては、札幌地検が五月、別の工事で談合を主導したとして、元農業水産部長ら三人を逮捕、起訴している。
 別の部署で談合があった疑いが浮上したことで、“官製談合体質”があらためて浮き彫りとなった上、国交省の現職局長の逮捕という異常事態に発展する。
 関係者によると談合があったのは石狩川開発建設部が発注し二〇〇五年に実施された二件の石狩川改修工事の指名競争入札。北海道局長は当時、石狩川開発建設部長を務めており、特定の業者に落札させる目的で談合した疑いがもたれている。
 建設会社役員の二人は石狩川開発建設部で、部長と次長だったことがある。
 同開発局の農業水産部をめぐる官製談合事件では元同部長の森繁被告(57)ら三人が談合罪で起訴され、同部OBで談合の連絡役だった元建設会社役員ら四人が略式起訴された。
 国土交通省北海道局長は十四日、北海道新聞の取材に対し、自らの官製談合へのかかわりについて「そういう疑いがうわさされていることは間接的に聞いているが、身に覚えがない。予定価格を漏らしたことはない」などと関与を否定した。

北海道新聞より引用

2008年6月1日日曜日

プレイベントでまず「小手調べ」 YOSAKOIソーラン(05/31 10:14)

第十七回YOSAKOIソーラン祭り(六月四-八日)の開幕を前に、JR札幌駅南口特設会場で三十日、札幌近郊のチームが今年の“新作”をいち早く披露する「YOSAKOIソーランウェルカムイベント」が始まった。
 二十六日にスタートした同祭りのPR週間「YOSAKOIソーランウイーク」の一環。六月三日までの五日間、毎日十-十五チームが競演する。
 初日は札幌などの十二チームが参加。トップを飾った「踊ってみようよ てぃ&しぃ」(札幌)の弦巻史(ふみ)さん(13)=真駒内中二年=は「風があって寒かったけど、楽しく踊れました。本番が楽しみ」と笑顔で話していた。
 祭りは、六月四日午後五時から大通公園西八丁目会場で行われる「ソーランスーパーライブ」で幕を開ける。

北海道新聞より引用

2008年5月5日月曜日

ロビンソン札幌店撤退 赤字続き来年1月 ビル専門店街は営業(05/03 07:08)

セブン&アイ・ホールディングス傘下のロビンソン百貨店(埼玉県春日部市)は二日、不採算になっていた札幌店(札幌市中央区南四西四)を来年一月十八日の営業をもって閉店すると発表した。同店は地上八階建ての商業ビルのうち、地下二階から地上二階を占める核テナントになっており、ビルを所有するススキノ十字街ビル(札幌)は後継テナント探しを急ぐ構え。地上三階以上の専門店街は営業を続ける。
 札幌市内で記者会見したロビンソン百貨店の浅野俊之社長は閉店の理由について、「札幌の商圏、購買層の変化、(消費者の)購買力の減少に加え、顧客のニーズに対応できなかった」とし、大丸札幌店開業やイオンなど総合スーパーの郊外出店による競争激化を挙げた。
 一九九四年にヨークマツザカヤを改装して開業した同店は、全館百貨店としてスタート。九七年二月期の売上高は百九十八億円に達したが、道内景気の低迷もあり、その後の売り上げは伸び悩んだ。二〇〇二年に売り場を縮小し再出発を図ったが、〇八年二月期の売上高は七十億円にとどまるなど、店舗運営は赤字続きだったという。
 七十億円のうち、地下の食品売り場の売り上げが六割を占めた。浅野社長は「食品売り場に毎日通ってくれた顧客もおり、閉店は胸が痛い」と頭を下げた。パートを含めた従業員約三百人の処遇については、道外他店への配置転換や道内他社への再就職を含めて支援する。
 ロビンソン百貨店は札幌店以外の春日部店(春日部市)、小田原店(神奈川県小田原市)の営業は継続する。〇八年二月期の売上高は四百十四億円。

(北海道新聞より引用)

2008年4月25日金曜日

さっぽろライラックまつり 1700本 川下公園も「見事」(04/24 13:40)

札幌・大通公園の初夏の風物詩「さっぽろライラックまつり」(札幌市などでつくる実行委員会主催)は今年、五十回の節目を迎え、会場に白石区の川下公園を加える。大通公園で五月二十一日から二十五日まで、川下公園では六月一日にイベントを行う。実行委は「今まで来たことがない人にも足を運んでほしい」と集客アップに期待している。
 川下公園には大通公園会場(四丁目-七丁目)の約百三十本を大きく上回る二百種類、約千七百本のライラックが植えられている。当日は押し花の講習会や白石区の中学生によるブラスバンドの演奏を行い、これまで川下公園のライラックを目にしたことのない市民や観光客に楽しんでもらう。
 まつりは六月一日だけだが、七、八日には公園職員が園内を案内する「ライラックツアー」を実施する。
 大通公園でも五十回を記念し、多彩なイベントを行う。六丁目には、七月の北海道洞爺湖サミットを記念し、「サミットカフェ」を開設。日本なら揚げパン、ロシアならピロシキというように参加国ゆかりの軽食を提供する。
 また、六丁目の野外ステージでは、ヒップホップなどのストリートダンスのコンテスト「ストリートパッション2008」を初めて開催する。
 今年は平年より気温が高めに推移し、市内の一部ではライラックが開花しているが、市の担当者は「ライラックは一カ月以上にわたって楽しめる花。まつり期間中も問題なく楽しめます」と話している。
 イベントの詳細を紹介したパンフレットは、大型連休明けに市役所や区役所などで無料配布される。問い合わせは市観光企画課(電)211・2376へ。(本庄彩芳)

(北海道新聞より引用)

2008年4月15日火曜日

金滴酒造が再生法申請 負債6億円 1906年創業の老舗 新十津川

酒造会社の金滴酒造(空知管内新十津川町、猪股栄三社長)は十五日までに、札幌地裁に民事再生法の適用を申請した。東京商工リサーチ旭川支店によると、負債総額は約六億円。
 同支店によると、同社は一九〇六年(明治三十九年)に新十津川酒造として創業。道産の酒米と町内を流れる徳富川の伏流水を原料に年間三百キロリットルの日本酒を生産。約百三十種の日本酒を出荷していた。従業員は十人。
 ピークの八三年には約三億円の売り上げがあったが、日本酒人気の低迷で業績は悪化。末広屋電機(滝川)の傘下で、資金援助を受けながら経営改善を図ってきた。二〇〇七年九月期の売上高は約一億九千八百万円で、約七千万円の債務超過に陥っていた。

(北海道新聞より引用)

2008年4月4日金曜日

絶滅チョウザメを自然界に戻そう! 北大水産科学研究院グループ 人工ふ化に挑戦中

絶滅種をよみがえらせ夢のキャビア生産へ-。北大大学院水産科学研究院(函館市)の研究グループが、道内の河川で昭和初期まで生息し、現在は河川での絶滅種に指定されているミカドチョウザメの人工ふ化に挑戦している。同大の施設内で飼育中の雌一匹が五月にも産卵予定で、成功すれば国内初。卵は粒が大きく、キャビアは最高級という。同グループの足立伸次教授は「一匹でも多く自然界に戻し、長年のロマンを実現させたい」と意気込んでいる。(函館報道部 渡辺淳一郎)
 同大七飯淡水実験所(渡島管内七飯町)の直径五メートル、深さ一メートルの飼育用円形水槽で、推定六-三十歳の雌雄六匹が悠々と泳ぐ。体色は茶。どう猛なイメージと裏腹に動きはゆったりしており、小さな丸い目や口元のひげがかわいい。背のあたりを触ってみるとぬるっとした。
 道自然環境課によると、一九三五年(昭和十年)ごろまで石狩川、天塩川などの道内河川や沿岸に生息。産卵のため川に上ったときなどに漁獲され、札幌の魚市場で取引されたほか、肉や卵を煮て食べるアイヌ民族もいたという。
 しかし、河川改修の影響などで激減。北海道レッドデータブックで二〇〇一年、環境省のレッドリストで〇七年、河川での絶滅種に指定された。現在、北海道やサハリンの沿岸でわずかに生息しているが、海域でも絶滅の可能性がある。国内で飼育されているのは、主に一九九〇年代に定置網などで混獲された同実験所の六匹と、茨城県の水族館の一匹だけ。
 産卵予定の雌は体長一・七メートル、体重三八キロで、推定三十歳。三月初め、卵が直径三・九ミリに育ち産卵できることを確認した。飼育に利用している付近の川の水温が、産卵に適した十度以上になる四月末をめどに、ホルモン注射を打ち卵を採取、雄の精子を取り出し人工授精させる計画だ。
 研究グループは昨年五月、別種のダウリアチョウザメの人工ふ化に国内で初めて成功。ホルモン注射でも産卵しない一抹の不安もあるが、足立教授は「経験を生かして水温管理を徹底し、万全を期したい」と話す。
 国内では胆振管内白老町などで、ベステル種の養殖が行われているが、キャビア生産は少量だ。今回のふ化が成功し、順調に成長すれば十年後に生産可能となる見込みで、ある函館市内の飲食店経営者は「最高級の道産キャビアであれば、ぜひ使ってみたい」と言う。
 足立教授は「将来は河川に放流し、自然繁殖を目指したい」と目を輝かせている。

(北海道新聞より引用)

2008年3月28日金曜日

国産ジェットを25機購入 全日空、設計にも参加

 全日本空輸は27日、三菱重工業が開発を進めている国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を25機購入すると正式に発表した。操縦室や客室などの設計にも参加する。
 海外のメーカーの同型機と燃費や客室の快適性、エンジンの騒音などを比較し、MRJの導入を決めたとしている。燃料コストの負担減などで、年間約50億円の増益効果が見込めるという。
 三菱重工は、海外の航空会社からも受注が見込まれることから、月内にもMRJの事業化を正式に発表する見通しだ。
 MRJは70-90人乗りの小型ジェット旅客機で、全日空は札幌、名古屋、福岡などと国内の地方空港を結ぶ路線を中心に運航する方針。就航は2013年以降になる見通しという。日本航空もMRJの導入を検討している。

(北海道新聞より引用)

2008年3月22日土曜日

日ハムと同じ今年5歳児がエスコート

三連覇に向け、幸先良いスタートを切った二十日の開幕戦。試合前のセレモニーでは、北海道日本ハムの北海道移転五年目にちなんで、今年五歳になる子供たち四十人が選手をベンチからグラウンドへエスコートした。
 札幌市東区の水内ゆめちゃん(4つ)は紺田敏正選手の手を引いた。「手が大きかった」。エスコートを終え、照れたように言った。
 移転一年前の二〇〇三年五月十六日、医師の父一臣さん(32)と母あいさん(31)の長女として生まれた。一臣さんはもともと巨人ファンだったが、移転と同時に日本ハムの応援を始めた。
 もちろん、ゆめちゃんに当時の記憶はない。でも、両親にだっこされて何度も札幌ドームに通ううち、「野球好きになっちゃった」。
 弟の大惺(たいせい)君(2つ)が〇五年に生まれると、家族四人で年間十数試合を札幌ドームで観戦するようになった。〇六年の日本一、〇七年のリーグ連覇-。チームの躍進に合わせるように、二人はすくすく育っている。
 水内さんは目を細めて言った。「この子たちを育てるように、日本ハムを支え、応援し続けたい」

(北海道新聞より引用)

2008年3月16日日曜日

世界のバイクずらり500台! 札幌でイベント

「2008北海道モーターサイクルショウ」(実行委主催)が十五日、札幌市白石区のアクセスサッポロで始まった。
 日本メーカーをはじめ、米国製のハーレーダビッドソンや、ドイツ製のBMWなど、世界のオートバイやスクーターの新車、中古車、約五百台が会場に並んだ。
 また、バイク用のヘルメットやジャンパーなども特価で販売され、来場者には好評を得ていた。札幌市内の会社員の男性(37)は「毎年、北海道モーターサイクルショウを楽しみに来ます。今年は新車が欲しいです」などと、熱心に大型バイクに見入っていた。
 十六日まで。入場料は五百円で中学生以下は無料。問い合わせは実行委(電)011・722・2881へ。

(北海道新聞より引用)

2008年3月9日日曜日

北広島の針混入事件 パンの包装に穴3カ所

北広島市内のスーパーで販売された菓子パンから縫い針一本が発見され、パンを食べた同市内の男性(46)の胃から針一本が見つかった事件で、パンの包装に針を刺したとみられる穴が三カ所あったことが七日、札幌厚別署の調べで分かった。同署は何者かが包装の上からパンに針を混入したとの疑いを強め、傷害と偽計業務妨害容疑で引き続き調べている。
 調べでは、ビニール製の包装の上部に二カ所、下部に一カ所いずれもごく小さな穴が開いていた。
 パンは大手メーカー製で五日朝、このスーパーが二十個を入荷し、六日までに十四個を販売したが、健康被害の報告は寄せられておらず、残り六個にも異常はなかった。男性は七日、病院で針を取り除く処置を受けた。

(北海道新聞より引用)

2008年3月3日月曜日

中国検疫当局 日本向け検査強化 大連港は輸出中断 「報復」との見方も

中国製冷凍ギョーザ中毒事件で日中の捜査当局の溝が深まる中、中国の検疫当局による日本向け輸出食品の検査が厳しさを増す一方、日系企業が多い中国東北部の大連では検査が中断し、事実上、輸出できなくなっていることが二十九日、分かった。業界関係者には「冷凍ギョーザが輸出できなくなったことへの報復」との見方も出ている。
 関係者によると、大連の日系企業には二月に入り、中国国家品質監督検査検疫総局から、農薬検査を強化するなどの通達が口頭であった。だが、変更内容の具体的な説明はないまま検査は中断。二月中旬以降、日本向け輸出食品の船積みができない事態が続いている。
 和風総菜を輸出している三島食品(広島市)の現地法人、大連三島食品は「実質的な輸出停止」と頭を抱える。
 冷凍ギョーザの製造元の天洋食品(河北省石家荘市)が輸出時に使っていた天津港では、天津検査検疫局がホームページ上で日本向け輸出食品の全品目をサンプル調査するなどの強化策を公表。青島や上海でも検査品目の拡大や期間の長期化などの影響が出ている。
 中国当局が「検査強化」をうたった理由について、日中関係筋は「ギョーザ事件の再発を防ぐ狙いがあるのではないか」とみるが、「報復」「嫌がらせ」と受け止める業界関係者も少なくない。
 一方、日本からの輸入食品についても中国製食品への不信が広がった昨年以降、検査期間が長期化。天津港に道産の魚介類を荷揚げしている丸水札幌中央水産の北京現地法人、札幌水稀(すいき)貿易は「昨年秋にはタラバガニの通関に一カ月もかかった。ギョーザ事件の影響でさらに検査が厳しくなるのは確実で当面、様子見をせざるを得ない」(佐竹易(やすし)社長)と話している。

(北海道新聞より引用)

2008年2月26日火曜日

釣れるか?!大物ホタテ 「北の収穫祭」にぎわう 豊浦

第六回まるごと豊浦-北の収穫祭「うまいものサミット」(豊浦観光ネットワーク主催)が二十四日、町内のふるさとドームで開かれ、新鮮な魚介類などを買い求める人でにぎわった。
 あいにくの強風で、屋外のテントショップは一部屋内へと移設されたが、道内八市町の三十六店舗が参加。地元の殻付き活ホタテや活カキ、豊浦イチゴなどが人気を集めた。
 さらに「G8(グルメエイト)」として出品された伊達のキンキ飯(い)ずしや室蘭カレーラーメンなどにも買い物客らが注目していた。
 一方、地元出身のボクシング世界王者・内藤大助選手後援会のコーナーでは、三月八日の防衛戦に向けた応援寄せ書きに百人以上の人が激励の言葉を書き込んだ。
 また、家族連れや子どもたちの人気を集めたのはホタテ釣り。特製釣りざおの糸先に付けた金具で水槽の中に放したホタテを刺激し、貝殻に挟ませて釣り上げようと夢中になっていた。
 このほか、二十三歳でソムリエになった札幌の勝山美幸さんが、身近な調味料でホタテのうまさを引き出すソースを紹介していた。

(北海道新聞より引用)

2008年2月21日木曜日

道内ニラ高騰 ギョーザ中毒事件余波 品薄に寒さが拍車

中国製冷凍ギョーザ中毒事件の影響を受け、道内でギョーザ具材のニラが高騰している。札幌の市場では事件後、卸値の最高価格が通常の二倍以上となった日もある。外食産業などが中国産から国内産に一斉に変えたことや、今冬の寒さによる出荷遅れで品薄となり、消費者の懐を直撃した形だ。
 札幌市中央卸売市場のニラの卸値は、中毒事件の発生後、上昇傾向に転じ、二月上旬の平均価格は一月末より24%高い百グラム八二・九円に高騰。十二日には同二一○円の最高価格を記録。その後は徐々に下がっているが、なお高値が続いている。
 高騰の背景には、事件後、東京や大阪などの大市場に外食産業や加工業者などからの注文が殺到し、品不足を補うため、本州から札幌に買い付け注文が相次いだことがある。
 さらに寒波などの影響で、主産地の渡島管内知内町と福島県での収穫最盛期が遅れ、二月上旬の入荷量が前年比四割減となったことが拍車をかけた。
 札幌市中央卸売市場のニラ集荷量の七割以上を扱う丸果札幌青果は「ギョーザ関連の需要増と品薄のダブルパンチが響いている」(野菜第二課)と語る。
 道内一のニラ生産量を誇る知内町では今、一年で最も味のいい春ニラの収穫最盛期が目前だ。ビニールハウスの中で、青々としたニラがすくすく育つ。同町ニラ生産組合の石本顕生組合長(54)は「価格上昇は一過性のもの。消費者が『高値疲れ』を起こし、消費が落ちる方が不安」と表情を曇らせる。
 これを裏付けるように、消費者からは「ニラの高騰は、やっぱりかという感じ。手作りギョーザは当分やらない」(苫小牧市の主婦)といった声も出ている。
 市場関係者は、今後の価格については「各地からの出荷が本格化する月末以降、平常の相場に戻るのではないか」と話している。

(北海道新聞より引用)

2008年2月15日金曜日

金融商品の仲介を地方でも 道銀、25日から79店に拡大

北海道銀行は二十五日から、証券会社の委託を受けて個人向けに外債や仕組み債の勧誘・仲介を行う「金融商品仲介業務」を拡大する。より大きなリターンが望めるこれらの商品は、都市圏以外の富裕層でもニーズが高まっており、同日から羽幌支店や木古内支店など十四の店舗でも取り扱いを開始する。これにより渉外担当を置く道内七十九の本支店すべてで仲介業務を行うことになる。
 海外で発行される外債や、一般債券にデリバディブ(金融派生商品)の仕組みを組み込んで大きなリターンを狙う仕組み債は、すでに銀行販売が定着している投資信託と比べ、大きな見返りを期待できる。その分、リスクも高く、投資金額の単位が大きいのが特徴だ。
 道銀は二○○四年から仲介業務を始め、現在は六十五店舗で行っている。札幌など都市圏を中心にこうしたリスク商品のニーズが高まる一方、町村部の顧客に対しては担当者が札幌から不定期に出向くしかなく、購入のタイミングを逸するケースもあったという。
 このため、羽幌、木古内のほか寿都、早来、白糠、追分、長沼など渉外担当がいる地方支店全店に業務を拡大。勧誘や仲介の機動力を増すことで手数料収入の底上げを狙う。

(北海道新聞より引用)

2008年2月8日金曜日

札幌の百貨店でバレンタイン商戦熱気 一流チョコ職人/せんべいも登場

十四日のバレンタインデーをにらんだ道内百貨店の商戦が例年になく熱を帯びている。昨秋以降の相次ぐ生活必需品の値上げで個人消費が冷え込む中、若い女性らの財布のひもが緩む数少ない大イベントだからだ。各店は有名菓子職人のチョコレートの品ぞろえを充実させるなど、女性客の囲い込みに懸命だ。
 丸井今井札幌本店は六日から十四日までの期間、業務提携先の伊勢丹の協力で、フランスのチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」を昨年に続き誘致。十一カ国から六十九ブランドが集まり、期間中十万人の来場を見込む。
 五日夜の先行公開には抽選で招待された約二百人が来場。ショコラティエ(チョコ職人)の第一人者、ジャン=ポール・エヴァンさんらのトークショーも行われ、会場は“一流の味”を買い求める女性客でにぎわった。
 ライバルの大丸札幌店は、道内在住の洋菓子職人による品ぞろえを強化。三越札幌店は主力のほかハート模様が入ったかまぼこ、幅二十五センチのハート形大型せんべいなどを用意した。
 「二月のチョコの売り上げと年間の個人消費には相関関係が認められる」とのリポートを昨年発表し注目された日本総合研究所の山田久・主席研究員は「流行や世の中のムードに敏感な女性の消費行動パターンが象徴的に現れるバレンタイン商戦は、個人購買意欲の先行指標」と指摘する。
 道内主要百貨店の昨年の売上高は前年比4・1%減。特に後半は生活必需品の相次ぐ値上げで、得意とする高額商品の消費がめっきり落ち込んだ。こうした中、バレンタイン商戦は他の売り場への波及を狙う絶好のチャンス。丸井今井は「九階特設会場で展開するサロン・デュ・ショコラには下の階への“シャワー効果”があり、婦人服の売り上げが伸びる効果も」とそろばんをはじく。

(北海道新聞より引用)

2008年2月3日日曜日

全道リコーダーコンテスト 函館・遠藤さん姉妹 息ぴったり双子で金賞

函館厚生院看護専門学校二年の遠藤瞳さん(20)と、函館短期大学二年の遠藤望さん(20)の双子が、一月十日に札幌で行われた「第二十二回全道リコーダーコンテスト」の大学一般の部で金賞を受賞した。三月に東京で行われる全国大会に道南からただ一組出場する。
 演奏したのはヘンデル作曲の「リコーダーと通奏低音のためのソナタ」の第一楽章と第四楽章。瞳さんがアルトリコーダー、望さんがピアノ伴奏を担当。二人はコンテストへ向けて練習をする中で「曲の解釈が違ってぶつかることもあった」というが、本番では「楽しく熱中して演奏でき、気付いたら演奏が終わっていた」と振り返る。全国大会へ向けて「力まずに観客に喜んでもらえるように演奏したい」(瞳さん)、「リコーダーを引き立てるような伴奏をしたい」(望さん)と話す。
 瞳さんは小学三年からほぼ独学でリコーダーを、望さんは三歳からピアノを続けている。リコーダーコンテストには中学一年の時から出場しており、全国大会は銀賞を受賞した一昨年に続き二回目。二〇〇六年にユニット「Kefi(ケフィ)」を結成し、函館市内の病院やイベントなどで演奏活動もしている

(北海道新聞より引用)

2008年1月28日月曜日

不適切建材 日軽金など3社も 国交省調査 計786棟改修へ

耐火材や不燃材の性能偽装が相次いだことを受けた国土交通省の一斉調査で、日本軽金属(東京)やYKKAP(東京)、日本防災化学研究所(東京)の三社が国交相認定を受けたものより燃えやすい材料を使った製品を販売し、計七百八十六棟の改修が必要なことが二十五日、分かった。国交省は三社の計五件の防耐火認定のうち二件を取り消した。三件は再度、性能試験を行う。
 三社は国交省に「材料を変えても問題ないと考えていた」などと説明したというが、同省の担当者は「認定品を製造するという意識が希薄だとしか考えられず、極めて遺憾」と話している。
 国交省や各社によると、日本軽金属は工場や倉庫で使う間仕切り鋼板材二種類について「イソシアヌレートフォーム」など非常に燃えにくい材料をしん材に使って認定を受けたのに、販売した製品は価格が安く燃えやすい「硬質ウレタンフォーム」を使用。工場など百八十棟に使われた。
 十-二十分の不燃性能が必要なのに試験では三-四分で燃えてしまったという。同社が無償で改修する。二○○四年十一月に会社側は把握したが、生産ラインが整わず翌年三月まで生産や販売を続けていたという。また、YKKAPは、住宅用折り畳み戸の材料の一部を変えたため、二十分の耐火性能があるはずなのに、再度試験したところ十六分程度で燃えた。一戸建て住宅など五百九十四棟を無償改修する。
 日本防災化学研究所は、不燃性の木材に認定にはない塗料を塗ったため燃えやすくなっていた。十二棟で使われていたという。
 調査は、ニチアスや東洋ゴム工業で防耐火材の性能偽装が相次いだことを受けて実施。対象の建材約一万四千件のうち約98%の調査が終わり、今回の三社も含め四十五社が製造した九十八件が、申請とは違う仕様で試験を受けたり、認定とは違う仕様で販売されていたことが判明した。
 このうち道内関係は住宅建築用型枠製造・販売のロングホーム(江別)の一社。自己破産した親会社の住宅メーカー早川工務店(札幌)に連鎖して経営破たん。認定と違う仕様の不燃材料を販売していたが、販売量は不明という。

(北海道新聞より引用)

2008年1月23日水曜日

バイオ技術の研究成果報告 産総研

産業技術総合研究所北海道センター(札幌)は二十二日、研究発表会「産総研技術フェアin北海道」を札幌市内のホテルで開き、集まった約二百人に対し最先端のバイオ技術を紹介した。
 同センター職員らが水を凍らせない性質を持つ「不凍タンパク質の大量生産」など八つの研究成果を発表。不凍タンパク質については、北海道近海のカレイやタラなどの魚からも抽出できるとして、「冷凍食品の品質保持に利用できるのでは」と実用化への可能性を示した。また、微生物で藍(あい)染めの染色液を作る研究内容のポスターも張られ、関心を集めていた。

(北海道新聞より引用)

2008年1月17日木曜日

「カジノ構想」見据え情報交換 道内の官民 団体を設立 来月

道は十五日までに、道内の官民でつくる「カジノに関する情報交換会」を設置することを決めた。二月上旬に初会合を開催する。カジノは刑法で禁じられているが、自民党の小委員会で合法化に向けた検討が進んでいるうえ、道内でも釧路や小樽などでカジノによる地域振興の研究が盛んになっているため、カジノ設置をめぐる各地の課題などについて情報交換を活発にする。
 参加するのは、カジノ実現を目指す釧路や小樽、札幌、滝川、網走、千歳など六市の経済団体や研究団体と、道経連、道商工会議所連合会、道観連などの経済団体。六市の市役所にも参加を呼び掛けている。
 カジノ構想は、外国人観光客を誘致するための新たな観光資源として注目を集めている。道が二○○六年にまとめたカジノ設置の可能性に関する報告書では、「観光振興による経済活性化」の利点を挙げる一方、「治安の悪化や青少年への悪影響」を懸念材料としている。
 情報交換会は、こうした指摘を踏まえたうえで、会合を定期的に開いて、地域の取り組みなどについて情報を共有するとともに治安対策などについても検討し、合法化に備える。
 道外では、東京、神奈川、静岡、大阪、和歌山、宮崎の六都府県が「地方自治体カジノ研究会」をつくって、政府にカジノ合法化を求めている。また道が年度内にまとめる道州制特区構想の二次提案でも、自民党道連がカジノ構想を盛り込むよう求めている。

(北海道新聞より引用)

2008年1月12日土曜日

雪崩から身を守ろう 上富良野で登山家ら訓練

昨年十一月に十勝岳連峰の上ホロカメットク山(一、九二○メートル)で四人が亡くなった雪崩事故を受けて、地元の上川管内上富良野町の山岳関係者らが主催した「雪崩事故防止セミナー」が九日から同町内で始まった。
 地元や旭川、札幌などから登山愛好家ら三十人が参加。初日は雪崩から身を守る実践的な技術などを学んだ。
 セミナーは上富良野冬期山岳事故防止委員会(会田圭治代表)が一泊二日の日程で開催した。九日は参加者が十勝岳連峰の登山口に位置する吹上温泉保養センター白銀荘で雪崩が起きるメカニズムなどの講義を受講。近くの雪山で雪に埋まっているビーコン(電波発信器)を探し出す訓練などにも取り組んだ。
 冬山の事故防止活動をしている札幌などの団体のメンバーも講師を務めて訓練を指導。会田代表は「事故を起こさずに山を楽しむためにも登山愛好者の技術が向上してほしい」と話していた。

(北海道新聞より引用)

2008年1月9日水曜日

新冷凍で食味向上 はまなす財団調査結果 通年供給可能に

新しい超低温急速冷凍技術を使い、道産農水産品の新たな生産、流通システムの可能性を検討していた北海道地域総合振興機構(はまなす財団)は、その調査結果をまとめた。水産品は釧路、根室管内で生産されたカキ、サンマ、毛ガニ、サケの四品目が対象で、いずれも従来に比べ、輸送効率、品質アップが確認できた。新たな設備投資が必要だが、「旬の味」を通年供給することも可能になり、同財団は「地域の雇用安定化、関連産業の活性化などに役立つ」としている。
 この結果について、同財団は十六日、釧路で報告会を開く。
 新冷凍技術は、サーモダイナミックシステムズ(札幌)が開発したもので、零下七○度の急速冷凍で、解凍後も「生」と変わらない品質を保ち、消費電力も従来型と比べ最大50%少ない。
 調査は、二○○六年十月から○七年二月にかけて行われた。新冷凍技術で羅臼のサケ、釧路のサンマ、カキ、毛ガニを凍らせ、凍結後すぐのものと、二-四カ月保存後のものに分けて、東京へ運んだ。比較のため、従来型の冷凍保存技術や冷凍トラックでも実施した。
 その結果、一部を除き、新技術を使った方が解凍後の食味、輸送コスト面で評価が高かった。
 この結果を受けて、同財団は「(サンマは)鮮魚と同じ高品質で、より安全・安心な状態で年間を通じて出荷調整が可能になる」「夏場のカキは貝毒発生など、衛生管理に注意が必要だが、新技術の冷凍によって、高品質で貝毒のない安全なものを夏の観光シーズンにも提供できる」などとメリットを挙げている。
 ただ、一日十トンのサンマを凍結できる冷凍庫で約三千五百万円(設備費のみ)かかるなど、新たな投資も必要となる。
 報告会は釧路開建の主催で、十六日午後一時半から、釧路市幸町一○の釧路地方合同庁舎五階会議室で。はまなす財団担当者が報告し、質疑応答を行う。無料。だれでも参加できるが、事前に同開建地域振興対策室((電)0154・24・7000内線3429)へ連絡が必要。

(北海道新聞より引用)

2008年1月6日日曜日

サミットの年に考える 「食と農」住民が支えよう

日本の「食」は異様な姿をしている。
 食料自給率はカロリーベースで39%と主要先進国で最も低い。
 農水省の試算によると、輸入される農産物から換算すると、それらを生産するには千二百万ヘクタールの農地を使う。日本の国内総耕地面積の二・五倍だ。それだけの農地を海外に必要としている。
 食卓を見ても、お米以外は、みそ汁、パン、うどん、総菜など、原材料を含めてどこでどう作られ、加工されたのか、よく分からないものが多い。
 消費者にとって「顔の見える農業」から、いかに遠いところにきてしまったか。もはや後戻りできないところにいるのだろうか。
 人が生きていく基本は「食」だ。農業やそこから生み出される食品は環境の保全やライフスタイル、食育など教育、健康・医療と、さまざまな分野と結合している。
 環境や健康に配慮した農業、食のあり方も問われている。
 日本の食料基地として北海道が考えるべきことは多い。
*温暖化を助長する食生活
 地球温暖化による水資源の枯渇をはじめ、新興国の人口増加、中国の食肉需要などによる世界的な食糧危機が懸念されている。
 道立上川農業試験場長などを務め、野菜博士として親しまれた故相馬暁さんは「世界的に農業が見直される時代が来る」と予測した。
 その際「水資源に恵まれた北海道の農業が輝く」と述べ、環境保全型のクリーン農業の構築を提唱した。
 フードマイレージという指標がある。食料輸入量と輸送距離をかけた数字だ。生産地と消費地が遠くなると輸送や冷凍・冷蔵にエネルギーを使い、環境に負荷をかける。
 試算によると、輸入大国・日本のフードマイレージは米国の三・七倍、段違いの世界一だ。日本の食生活は地球温暖化をも助長している。
 消費者がその日、地元でとれたものを消費すればするほど環境にもやさしい。やはり地域の食材を地元で消費する「地産地消」やスローフード運動に行き着く。
 道内は都市部から少し移動するだけで農漁村が広がる。まさに食材の宝庫、「地産地消」の適地だ。
*消費者の連携が望まれる
 日豪の経済連携協定(EPA)交渉など北海道農業を取り巻く環境は厳しい。農業者だけが声を上げるのでなく、消費者が連携することも必要になってくる。
 札幌のNPO法人「北海道食の自給ネットワーク」は、道内契約農家が生産した小麦や大豆を都市部や地方の住民が買い支えて、消費拡大を目指すトラスト運動を行っている。
 発足は一九九九年だ。毎日の食を支える北海道農業の衰退を懸念し、応援を志した。
 江別市などの農場へ農作業の体験ツアーを組んで訪れる。消費者は生産者の顔を見て安心する。農家は購入者の笑顔を見て、励みにする。
 子供たちへの食育も実践している。道内でも外食などで家庭で調理をしない「食の外部化」が進んでいる。子供たちの欠食や「孤食」もある。会員たちはこの現状に歯止めをかけたかった。親の意識も変えたかった。
 地産地消で食べることの意味や役割、食と健康の関係を考える。単に効率や安さのみを求める暮らしや生き方を見直すことにも通じる。
 北海道食の自給ネットワーク事務局長の大熊久美子さんは「地産地消に対する道民の意識は大きく変わりつつある。具体的な行動や成果までもう一歩だ」と語る。
*地元産品きちんと評価を
 行動の一歩を進めたい。
 食と安全、農業と環境に問題意識を持つ消費者をもっと増やしたい。
 道民はすでに、道産米の消費率を大きく上げた実績がある。この力を他の農水産物や加工品にも広げよう。地元のいい農水産物や加工品の価値をきちんと評価して買い支える動きを強められないか。
 道内も生産者と消費者の間に、いつのまにか距離ができたようだ。
 しかし、乳製品やジュース、野菜、洋菓子など地元のおいしい食品、食材を味わいたいと願う消費者は数多くいる。生産者と一般の消費者をつなぐスーパーなど流通、中間業者の協力は欠かせないだろう。
 地域の食材を豊富に使った郷土料理を守る。北海道らしい食文化やライフスタイルを磨き上げて発信する。主要国首脳会議(サミット)の年を機に雄大な自然ばかりでなく、人々の営みとして北海道が誇りうるものを築きたい。
 トウモロコシや小麦、大豆の国際市況の高騰で食品の値上げが相次いでいる。世界的な「食料争奪の時代」が近いともいわれる。食料の安全保障や自給率向上に果たす北海道の役割は今後ますます重要になる。
 不利な気候条件を克服した栽培技術や質の高い農産物、農村景観などは外国からも着目されるだろう。
 観光だけでなく、地産地消などアジアの中の「食と農の先進地」として海外からも視察に訪れる姿に期待したい。
 農業者や食品業者ばかりではない。行政や地域住民、企業などの総合力が試される

(北海道新聞より引用)