全日本空輸は27日、三菱重工業が開発を進めている国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を25機購入すると正式に発表した。操縦室や客室などの設計にも参加する。
海外のメーカーの同型機と燃費や客室の快適性、エンジンの騒音などを比較し、MRJの導入を決めたとしている。燃料コストの負担減などで、年間約50億円の増益効果が見込めるという。
三菱重工は、海外の航空会社からも受注が見込まれることから、月内にもMRJの事業化を正式に発表する見通しだ。
MRJは70-90人乗りの小型ジェット旅客機で、全日空は札幌、名古屋、福岡などと国内の地方空港を結ぶ路線を中心に運航する方針。就航は2013年以降になる見通しという。日本航空もMRJの導入を検討している。
(北海道新聞より引用)
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