2008年3月22日土曜日

日ハムと同じ今年5歳児がエスコート

三連覇に向け、幸先良いスタートを切った二十日の開幕戦。試合前のセレモニーでは、北海道日本ハムの北海道移転五年目にちなんで、今年五歳になる子供たち四十人が選手をベンチからグラウンドへエスコートした。
 札幌市東区の水内ゆめちゃん(4つ)は紺田敏正選手の手を引いた。「手が大きかった」。エスコートを終え、照れたように言った。
 移転一年前の二〇〇三年五月十六日、医師の父一臣さん(32)と母あいさん(31)の長女として生まれた。一臣さんはもともと巨人ファンだったが、移転と同時に日本ハムの応援を始めた。
 もちろん、ゆめちゃんに当時の記憶はない。でも、両親にだっこされて何度も札幌ドームに通ううち、「野球好きになっちゃった」。
 弟の大惺(たいせい)君(2つ)が〇五年に生まれると、家族四人で年間十数試合を札幌ドームで観戦するようになった。〇六年の日本一、〇七年のリーグ連覇-。チームの躍進に合わせるように、二人はすくすく育っている。
 水内さんは目を細めて言った。「この子たちを育てるように、日本ハムを支え、応援し続けたい」

(北海道新聞より引用)

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