2008年4月15日火曜日

金滴酒造が再生法申請 負債6億円 1906年創業の老舗 新十津川

酒造会社の金滴酒造(空知管内新十津川町、猪股栄三社長)は十五日までに、札幌地裁に民事再生法の適用を申請した。東京商工リサーチ旭川支店によると、負債総額は約六億円。
 同支店によると、同社は一九〇六年(明治三十九年)に新十津川酒造として創業。道産の酒米と町内を流れる徳富川の伏流水を原料に年間三百キロリットルの日本酒を生産。約百三十種の日本酒を出荷していた。従業員は十人。
 ピークの八三年には約三億円の売り上げがあったが、日本酒人気の低迷で業績は悪化。末広屋電機(滝川)の傘下で、資金援助を受けながら経営改善を図ってきた。二〇〇七年九月期の売上高は約一億九千八百万円で、約七千万円の債務超過に陥っていた。

(北海道新聞より引用)

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