2007年8月17日金曜日

石水社長が“辞意”

道内でも有数の菓子メーカーを作り上げ、「カリスマ」ともうたわれた社長が、ついに辞意を表明しました。石屋製菓の石水社長はけさ、STVの取材に対し、一連の問題が解決した段階で社長を退く意向を明らかにしました。けさ7時すぎ、いつもより3時間早く出勤した石水社長は、STVの取材に対し、自らの進退をあきらかにしました。(石水勲社長)「やめるつもりです」「今やめるのが正しい責任の取り方かどうか問題ががかたづいてから辞めるのが男の仕事じゃないかと思う」工場を自主休業している石屋製菓では、きょう、白衣姿の従業員の姿が見られました。石水社長は、けさ従業員に対し、「一丸となって信用と安全を確保しよう」と話し、中には、涙を流す従業員の姿もあったといいます。ずさんな衛生管理が明るみになり、一気に地に落ちた、トップブランドへの信頼。改ざんがあった白い恋人の賞味期限の設定については次のように述べました。(石水勲社長)「科学的根拠も付け加えればよかった」「ウチらの賞味期限は官能検査と湿気そのふたつしかしてなかったのが問題だった」一方、道と札幌市保健所は、きょう、2度目の立ち入り検査に入りました。4か月のはずの白い恋人の賞味期限が在庫調整の目的で5か月ないしは6か月まで延長していたことが明らかになり、改めて、関係者から事情を聞いています。

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