2007年8月8日水曜日

台風5号、北海道再上陸の恐れ

台風5号はあす、北海道に再上陸する可能性が出てきました。過去に同じようなコースを通った台風は、道内に被害をもたらしていて、大雨や強風に対する厳重な警戒が必要です。九州と西日本に上陸後、日本海に抜けた台風5号。台風は現在、日本海を北上していて、あすの日中北海道の日本海側に再上陸する恐れが出てきました。函館の隣り、七飯町のリンゴ農家はかつて収穫前のリンゴが被害を受けた経験から台風の接近に気を揉んでいます。しかし有効な手立てはありません。(リンゴ農家)「問題は風の強さ。あまり強くなければいいがそれを願うだけ…」8月の台風では、3年前に台風15号と16号が似たような進路をたどり北海道に接近、又は上陸しました。その際、道内では台風の進路の東側にあたった道南や太平洋側沿岸を中心に強風や大雨による大きな被害が出ました。(気象予報士・高野さん)「(04年の台風15号、16号は)太平洋側を通ったため局地的な大雨や強い風をもたらした。今回の台風5号は勢力は幾分弱まっているが土砂災害への警戒が必要」台風の接近に伴って、日本海側の南部と太平洋側の西部では1時間に50ミリの非常に強い雨が降る場所もあると予想されていて厳重な警戒が必要です。

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