2007年8月28日火曜日
道が食品安全推進本部
石屋製菓の賞味期限改ざん問題を踏まえ、道は、幹部職員を集め食の安全・安心の回復を目指すための対策会議を開きました。(高橋知事)「食の安全・安心の信頼構築には、長い努力が必要だが、失墜は一瞬に起こる」高橋はるみ知事は、会議でこのように述べ、信頼回復に向け一丸となって取り組むよう職員に訴えました。会議では、食品関係事業者に対し再発防止のため研修会を開催することや来月には緊急セミナーを開き食品期限表示の設定についてガイドラインを徹底するよう説明することにしています。
2007年8月25日土曜日
道内唯一の小児医療・療育施設が完成
出産前の胎児から一貫した治療や訓練などを行う道立の子ども総合医療・療育センターが札幌・手稲区に完成しました。落成式には高橋知事が訪れ、テープカットをして施設の完成を祝いました。「コドモックル」という愛称が名付けられた「子ども総合医療・療育センター」は先天性疾患がある胎児の出産や手足が不自由な児童のリハビリなど子供たちの総合的な治療や訓練などを行います。屋上には道内各地から迅速に患者を受け入れるためのヘリポートが完備されています。また、施設内の壁には楽しい絵が描かれるなど、子ども達に優しい配慮がいくつも施されています。コドモックルはベッド数215で来月1日に開設され、7日からは外来受け付けが始まります。
2007年8月17日金曜日
石水社長が“辞意”
道内でも有数の菓子メーカーを作り上げ、「カリスマ」ともうたわれた社長が、ついに辞意を表明しました。石屋製菓の石水社長はけさ、STVの取材に対し、一連の問題が解決した段階で社長を退く意向を明らかにしました。けさ7時すぎ、いつもより3時間早く出勤した石水社長は、STVの取材に対し、自らの進退をあきらかにしました。(石水勲社長)「やめるつもりです」「今やめるのが正しい責任の取り方かどうか問題ががかたづいてから辞めるのが男の仕事じゃないかと思う」工場を自主休業している石屋製菓では、きょう、白衣姿の従業員の姿が見られました。石水社長は、けさ従業員に対し、「一丸となって信用と安全を確保しよう」と話し、中には、涙を流す従業員の姿もあったといいます。ずさんな衛生管理が明るみになり、一気に地に落ちた、トップブランドへの信頼。改ざんがあった白い恋人の賞味期限の設定については次のように述べました。(石水勲社長)「科学的根拠も付け加えればよかった」「ウチらの賞味期限は官能検査と湿気そのふたつしかしてなかったのが問題だった」一方、道と札幌市保健所は、きょう、2度目の立ち入り検査に入りました。4か月のはずの白い恋人の賞味期限が在庫調整の目的で5か月ないしは6か月まで延長していたことが明らかになり、改めて、関係者から事情を聞いています。
2007年8月13日月曜日
ハンター襲ったクマ見つからず
様似町できのう、ハンターがヒグマに襲われ重傷を負いましたが、けさの捜索でも、ハンターを襲ったクマは見つかりませんでした。ヒグマに襲われたのは、様似町のハンター青柳多門さんです。青柳さんは、きのう午後6時頃、様似町の牧場付近でヒグマの駆除作業中にヒグマを見つけて発砲、逃げたヒグマを追いかけ林に入ったところ、頭や顔などを爪で切られる重傷を負いました。(通報者)「悲鳴が聞こえて(クマに)やられたなって。(青柳さんは)顔面を噛まれたか、ひっかかれたようだった)警察などが、けさから牧場付近を中心にヒグマの捜索を行いましたが、ヒグマは、見つかりませんでした。
2007年8月11日土曜日
スターチス出荷最盛期
道北の小平町の農家のハウスではブーケやドライフラワーに使われる「スターチス」の出荷が最盛期を迎えています。スターチスは、別名「ハナハマサジ」と呼ばれ花言葉は「永遠の愛」を意味します。日持ちが良いためブーケやドライフラワーとして人気があります。小平町住吉にあるこの農家のハウスでは4種類のスターチスを栽培していて、紫やピンク、それに黄色や混合色など可愛い花を咲かせています。ハウスの中では、家族や中国からの研修生も一緒になって10本を1束にまとめ、10束を1ケースにして、東京や大阪方面に出荷しています。
2007年8月8日水曜日
台風5号、北海道再上陸の恐れ
台風5号はあす、北海道に再上陸する可能性が出てきました。過去に同じようなコースを通った台風は、道内に被害をもたらしていて、大雨や強風に対する厳重な警戒が必要です。九州と西日本に上陸後、日本海に抜けた台風5号。台風は現在、日本海を北上していて、あすの日中北海道の日本海側に再上陸する恐れが出てきました。函館の隣り、七飯町のリンゴ農家はかつて収穫前のリンゴが被害を受けた経験から台風の接近に気を揉んでいます。しかし有効な手立てはありません。(リンゴ農家)「問題は風の強さ。あまり強くなければいいがそれを願うだけ…」8月の台風では、3年前に台風15号と16号が似たような進路をたどり北海道に接近、又は上陸しました。その際、道内では台風の進路の東側にあたった道南や太平洋側沿岸を中心に強風や大雨による大きな被害が出ました。(気象予報士・高野さん)「(04年の台風15号、16号は)太平洋側を通ったため局地的な大雨や強い風をもたらした。今回の台風5号は勢力は幾分弱まっているが土砂災害への警戒が必要」台風の接近に伴って、日本海側の南部と太平洋側の西部では1時間に50ミリの非常に強い雨が降る場所もあると予想されていて厳重な警戒が必要です。
2007年8月6日月曜日
漂白剤かけられる被害相次ぐ
いたずらではなく、警察は「事件」として捜査しています。札幌中心部で女性が漂白剤と見られる液体をズボンやスカートに吹きかけられる被害がわかっているだけで16件起きています。警察では同一犯による器物損壊事件とみて捜査しています。被害にあった女性の写真です。腰のあたりが白くなっています。(長田記者)「被害にあった人はいずれも後ろからスプレーのようなものを使って、漂白剤を吹きかけられたと見られています」札幌中央署には同じような被害がこれまでに16件寄せられています。いずれも被害者が女性、場所は札幌市中心部で起きています。6月下旬には、大通公園で開催されたイベントの会場でー、大通駅近くのデパートの地下食品売場でも被害が出ています。警察では器物損壊事件として捜査を始めました。いずれも手口が似ていることから、同じ容疑者による犯行と見ています。あすからは南5条通りなどで「すすきの祭り」が始まることから、パトロールを強化する方針です。
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