第六回まるごと豊浦-北の収穫祭「うまいものサミット」(豊浦観光ネットワーク主催)が二十四日、町内のふるさとドームで開かれ、新鮮な魚介類などを買い求める人でにぎわった。
あいにくの強風で、屋外のテントショップは一部屋内へと移設されたが、道内八市町の三十六店舗が参加。地元の殻付き活ホタテや活カキ、豊浦イチゴなどが人気を集めた。
さらに「G8(グルメエイト)」として出品された伊達のキンキ飯(い)ずしや室蘭カレーラーメンなどにも買い物客らが注目していた。
一方、地元出身のボクシング世界王者・内藤大助選手後援会のコーナーでは、三月八日の防衛戦に向けた応援寄せ書きに百人以上の人が激励の言葉を書き込んだ。
また、家族連れや子どもたちの人気を集めたのはホタテ釣り。特製釣りざおの糸先に付けた金具で水槽の中に放したホタテを刺激し、貝殻に挟ませて釣り上げようと夢中になっていた。
このほか、二十三歳でソムリエになった札幌の勝山美幸さんが、身近な調味料でホタテのうまさを引き出すソースを紹介していた。
(北海道新聞より引用)
2008年2月26日火曜日
2008年2月21日木曜日
道内ニラ高騰 ギョーザ中毒事件余波 品薄に寒さが拍車
中国製冷凍ギョーザ中毒事件の影響を受け、道内でギョーザ具材のニラが高騰している。札幌の市場では事件後、卸値の最高価格が通常の二倍以上となった日もある。外食産業などが中国産から国内産に一斉に変えたことや、今冬の寒さによる出荷遅れで品薄となり、消費者の懐を直撃した形だ。
札幌市中央卸売市場のニラの卸値は、中毒事件の発生後、上昇傾向に転じ、二月上旬の平均価格は一月末より24%高い百グラム八二・九円に高騰。十二日には同二一○円の最高価格を記録。その後は徐々に下がっているが、なお高値が続いている。
高騰の背景には、事件後、東京や大阪などの大市場に外食産業や加工業者などからの注文が殺到し、品不足を補うため、本州から札幌に買い付け注文が相次いだことがある。
さらに寒波などの影響で、主産地の渡島管内知内町と福島県での収穫最盛期が遅れ、二月上旬の入荷量が前年比四割減となったことが拍車をかけた。
札幌市中央卸売市場のニラ集荷量の七割以上を扱う丸果札幌青果は「ギョーザ関連の需要増と品薄のダブルパンチが響いている」(野菜第二課)と語る。
道内一のニラ生産量を誇る知内町では今、一年で最も味のいい春ニラの収穫最盛期が目前だ。ビニールハウスの中で、青々としたニラがすくすく育つ。同町ニラ生産組合の石本顕生組合長(54)は「価格上昇は一過性のもの。消費者が『高値疲れ』を起こし、消費が落ちる方が不安」と表情を曇らせる。
これを裏付けるように、消費者からは「ニラの高騰は、やっぱりかという感じ。手作りギョーザは当分やらない」(苫小牧市の主婦)といった声も出ている。
市場関係者は、今後の価格については「各地からの出荷が本格化する月末以降、平常の相場に戻るのではないか」と話している。
(北海道新聞より引用)
札幌市中央卸売市場のニラの卸値は、中毒事件の発生後、上昇傾向に転じ、二月上旬の平均価格は一月末より24%高い百グラム八二・九円に高騰。十二日には同二一○円の最高価格を記録。その後は徐々に下がっているが、なお高値が続いている。
高騰の背景には、事件後、東京や大阪などの大市場に外食産業や加工業者などからの注文が殺到し、品不足を補うため、本州から札幌に買い付け注文が相次いだことがある。
さらに寒波などの影響で、主産地の渡島管内知内町と福島県での収穫最盛期が遅れ、二月上旬の入荷量が前年比四割減となったことが拍車をかけた。
札幌市中央卸売市場のニラ集荷量の七割以上を扱う丸果札幌青果は「ギョーザ関連の需要増と品薄のダブルパンチが響いている」(野菜第二課)と語る。
道内一のニラ生産量を誇る知内町では今、一年で最も味のいい春ニラの収穫最盛期が目前だ。ビニールハウスの中で、青々としたニラがすくすく育つ。同町ニラ生産組合の石本顕生組合長(54)は「価格上昇は一過性のもの。消費者が『高値疲れ』を起こし、消費が落ちる方が不安」と表情を曇らせる。
これを裏付けるように、消費者からは「ニラの高騰は、やっぱりかという感じ。手作りギョーザは当分やらない」(苫小牧市の主婦)といった声も出ている。
市場関係者は、今後の価格については「各地からの出荷が本格化する月末以降、平常の相場に戻るのではないか」と話している。
(北海道新聞より引用)
2008年2月15日金曜日
金融商品の仲介を地方でも 道銀、25日から79店に拡大
北海道銀行は二十五日から、証券会社の委託を受けて個人向けに外債や仕組み債の勧誘・仲介を行う「金融商品仲介業務」を拡大する。より大きなリターンが望めるこれらの商品は、都市圏以外の富裕層でもニーズが高まっており、同日から羽幌支店や木古内支店など十四の店舗でも取り扱いを開始する。これにより渉外担当を置く道内七十九の本支店すべてで仲介業務を行うことになる。
海外で発行される外債や、一般債券にデリバディブ(金融派生商品)の仕組みを組み込んで大きなリターンを狙う仕組み債は、すでに銀行販売が定着している投資信託と比べ、大きな見返りを期待できる。その分、リスクも高く、投資金額の単位が大きいのが特徴だ。
道銀は二○○四年から仲介業務を始め、現在は六十五店舗で行っている。札幌など都市圏を中心にこうしたリスク商品のニーズが高まる一方、町村部の顧客に対しては担当者が札幌から不定期に出向くしかなく、購入のタイミングを逸するケースもあったという。
このため、羽幌、木古内のほか寿都、早来、白糠、追分、長沼など渉外担当がいる地方支店全店に業務を拡大。勧誘や仲介の機動力を増すことで手数料収入の底上げを狙う。
(北海道新聞より引用)
海外で発行される外債や、一般債券にデリバディブ(金融派生商品)の仕組みを組み込んで大きなリターンを狙う仕組み債は、すでに銀行販売が定着している投資信託と比べ、大きな見返りを期待できる。その分、リスクも高く、投資金額の単位が大きいのが特徴だ。
道銀は二○○四年から仲介業務を始め、現在は六十五店舗で行っている。札幌など都市圏を中心にこうしたリスク商品のニーズが高まる一方、町村部の顧客に対しては担当者が札幌から不定期に出向くしかなく、購入のタイミングを逸するケースもあったという。
このため、羽幌、木古内のほか寿都、早来、白糠、追分、長沼など渉外担当がいる地方支店全店に業務を拡大。勧誘や仲介の機動力を増すことで手数料収入の底上げを狙う。
(北海道新聞より引用)
2008年2月8日金曜日
札幌の百貨店でバレンタイン商戦熱気 一流チョコ職人/せんべいも登場
十四日のバレンタインデーをにらんだ道内百貨店の商戦が例年になく熱を帯びている。昨秋以降の相次ぐ生活必需品の値上げで個人消費が冷え込む中、若い女性らの財布のひもが緩む数少ない大イベントだからだ。各店は有名菓子職人のチョコレートの品ぞろえを充実させるなど、女性客の囲い込みに懸命だ。
丸井今井札幌本店は六日から十四日までの期間、業務提携先の伊勢丹の協力で、フランスのチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」を昨年に続き誘致。十一カ国から六十九ブランドが集まり、期間中十万人の来場を見込む。
五日夜の先行公開には抽選で招待された約二百人が来場。ショコラティエ(チョコ職人)の第一人者、ジャン=ポール・エヴァンさんらのトークショーも行われ、会場は“一流の味”を買い求める女性客でにぎわった。
ライバルの大丸札幌店は、道内在住の洋菓子職人による品ぞろえを強化。三越札幌店は主力のほかハート模様が入ったかまぼこ、幅二十五センチのハート形大型せんべいなどを用意した。
「二月のチョコの売り上げと年間の個人消費には相関関係が認められる」とのリポートを昨年発表し注目された日本総合研究所の山田久・主席研究員は「流行や世の中のムードに敏感な女性の消費行動パターンが象徴的に現れるバレンタイン商戦は、個人購買意欲の先行指標」と指摘する。
道内主要百貨店の昨年の売上高は前年比4・1%減。特に後半は生活必需品の相次ぐ値上げで、得意とする高額商品の消費がめっきり落ち込んだ。こうした中、バレンタイン商戦は他の売り場への波及を狙う絶好のチャンス。丸井今井は「九階特設会場で展開するサロン・デュ・ショコラには下の階への“シャワー効果”があり、婦人服の売り上げが伸びる効果も」とそろばんをはじく。
(北海道新聞より引用)
丸井今井札幌本店は六日から十四日までの期間、業務提携先の伊勢丹の協力で、フランスのチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」を昨年に続き誘致。十一カ国から六十九ブランドが集まり、期間中十万人の来場を見込む。
五日夜の先行公開には抽選で招待された約二百人が来場。ショコラティエ(チョコ職人)の第一人者、ジャン=ポール・エヴァンさんらのトークショーも行われ、会場は“一流の味”を買い求める女性客でにぎわった。
ライバルの大丸札幌店は、道内在住の洋菓子職人による品ぞろえを強化。三越札幌店は主力のほかハート模様が入ったかまぼこ、幅二十五センチのハート形大型せんべいなどを用意した。
「二月のチョコの売り上げと年間の個人消費には相関関係が認められる」とのリポートを昨年発表し注目された日本総合研究所の山田久・主席研究員は「流行や世の中のムードに敏感な女性の消費行動パターンが象徴的に現れるバレンタイン商戦は、個人購買意欲の先行指標」と指摘する。
道内主要百貨店の昨年の売上高は前年比4・1%減。特に後半は生活必需品の相次ぐ値上げで、得意とする高額商品の消費がめっきり落ち込んだ。こうした中、バレンタイン商戦は他の売り場への波及を狙う絶好のチャンス。丸井今井は「九階特設会場で展開するサロン・デュ・ショコラには下の階への“シャワー効果”があり、婦人服の売り上げが伸びる効果も」とそろばんをはじく。
(北海道新聞より引用)
2008年2月3日日曜日
全道リコーダーコンテスト 函館・遠藤さん姉妹 息ぴったり双子で金賞
函館厚生院看護専門学校二年の遠藤瞳さん(20)と、函館短期大学二年の遠藤望さん(20)の双子が、一月十日に札幌で行われた「第二十二回全道リコーダーコンテスト」の大学一般の部で金賞を受賞した。三月に東京で行われる全国大会に道南からただ一組出場する。
演奏したのはヘンデル作曲の「リコーダーと通奏低音のためのソナタ」の第一楽章と第四楽章。瞳さんがアルトリコーダー、望さんがピアノ伴奏を担当。二人はコンテストへ向けて練習をする中で「曲の解釈が違ってぶつかることもあった」というが、本番では「楽しく熱中して演奏でき、気付いたら演奏が終わっていた」と振り返る。全国大会へ向けて「力まずに観客に喜んでもらえるように演奏したい」(瞳さん)、「リコーダーを引き立てるような伴奏をしたい」(望さん)と話す。
瞳さんは小学三年からほぼ独学でリコーダーを、望さんは三歳からピアノを続けている。リコーダーコンテストには中学一年の時から出場しており、全国大会は銀賞を受賞した一昨年に続き二回目。二〇〇六年にユニット「Kefi(ケフィ)」を結成し、函館市内の病院やイベントなどで演奏活動もしている
(北海道新聞より引用)
演奏したのはヘンデル作曲の「リコーダーと通奏低音のためのソナタ」の第一楽章と第四楽章。瞳さんがアルトリコーダー、望さんがピアノ伴奏を担当。二人はコンテストへ向けて練習をする中で「曲の解釈が違ってぶつかることもあった」というが、本番では「楽しく熱中して演奏でき、気付いたら演奏が終わっていた」と振り返る。全国大会へ向けて「力まずに観客に喜んでもらえるように演奏したい」(瞳さん)、「リコーダーを引き立てるような伴奏をしたい」(望さん)と話す。
瞳さんは小学三年からほぼ独学でリコーダーを、望さんは三歳からピアノを続けている。リコーダーコンテストには中学一年の時から出場しており、全国大会は銀賞を受賞した一昨年に続き二回目。二〇〇六年にユニット「Kefi(ケフィ)」を結成し、函館市内の病院やイベントなどで演奏活動もしている
(北海道新聞より引用)
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